1945年8月6日、ヒロシマに原子爆弾が投下されました。テレビをはじめ、様々なメディアで取り上げられているのを見た人も多いかと思います。信太中学校では、この日に平和登校日を設定し、みんなで平和について考える取り組みを続けています。(今年は6日が日曜日だったので、7日に登校日が設定されています)
3年生は修学旅行を通して、オキナワ平和学習に取り組みました。平和登校日では、学んだことを1・2年生に伝えます。
オキナワの地上戦を経験した語り部さんのお話を中心に、まわりの仲間を大切にしようといったメッセージを投げかけてくれました。
この日の平和登校も、もしかしたら「暑いのに」「めんどくさい」など後ろ向きな気持ちもあったかもしれませんが、友だちと話をするために学校に来たという人もいたのではないでしょうか。そういった、「当たり前だ」と感じているものにこそ、大切なものがあるのだと多くの3年生が伝えてくれたのだと思います。
平和登校だから、何か特別なことを考えることももちろん大切だとは思います。同時に、平和登校日にたくさんの生徒が登校し、一緒に1つのことを考えている、その姿こそ平和につながっているのではないかな、と感じました。
夏休みはまだしばらく続きます。暑い日が続きますが、体調にはくれぐれも注意していただき、しっかり休み、2学期からまた元気に活動、勉強に励む生徒のみなさんの姿に期待しています。